「家族の分も家の合鍵を作りたい」「あると安心だからスペアキーを作りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
家の近くに合鍵を作れるお店があれば良いのですが、無ければお店を探して、わざわざ出かけなければなりません。
もし行ったとしても、最近は街の鍵屋さんやホームセンターでは複製できないタイプの鍵が増えています。
そうなれば発注して、もう一度お店まで取りに行かなければならないこともあります。
なるべく手間はかけたくありませんね。
今は合鍵もネットで買える時代です。
自宅からスマホで撮影した鍵の写真を添付して注文すれば自宅に届くので、出かける必要がありません。
場合によっては写真も必要ありません。
もし近所に合鍵を作れるお店がなくて困っていたり、出かける時間がないという方はネット注文できるお店を検討してみはいかがでしょうか。
合鍵を作りたいならネットで簡単
なぜネット注文できるのか
1.合鍵ってネットで買えるの?
2.街の鍵屋さんで無理なのに、なんでネットなら作れるの?
3.なんで写真だけで作れるの?
4.自分の持っている鍵ってオリジナルじゃないの?
合鍵をネットで買えると知って、以上のような疑問が湧いてきませんでしたか?
1. 合鍵ってネットで買えるの?
実は鍵番号がわかれば、実物の鍵がなくても合鍵が作れます。
ですので、遠く離れた場所からでも鍵番号を伝えれば注文できるのです。
では鍵番号とはなんでしょうか。
お手持ちの鍵をじっくり見てみてください。
メーカー名と数字やアルファベットが刻印されていませんか?
この数字やアルファベットが鍵番号です(2行になっていることもある)。
鍵番号がないケースについては後ほど触れます。
鍵番号はいわば鍵の設計図なので鍵番号をお店に渡せば鍵ができてしまうわけです。
逆に言えば、鍵番号を知られてしまうと簡単に合鍵を作られてしまいます。
ですので鍵番号は絶対に他人に見せてはいけません。
キーキャップをつけたりキーケースに入れるようにしましょう。
2. 街の鍵屋さんで無理なのに、なんでネットなら作れるの?
大まかに言うとディンプルキーなど鍵の精度が進化した結果、街の鍵屋さんでは対応できなくなってきたということです。それに対してネットのお店は鍵メーカーの技術で作られた、元の鍵と同一精度のものを作ることができるのです。
つまり鍵メーカー純正の合鍵です。
現在は街の鍵屋さんの熟練した技で削り出した鍵でも、わずかな誤差で鍵が入りづらかったり鍵穴を痛めてしまうほど精密さが求められているのです。
3. なんで写真だけで作れるの?
鍵の全体像とメーカー名と鍵番号が確認できれば作れるからです。
4. 自分の持っている鍵ってオリジナルじゃないの?
鍵番号が付いているということは、見知らぬ誰かもどこかで同じ番号の鍵を使っているのでしょうか。
住宅用の鍵は種類によって100万から1000億さらに兆を超えるパターン(理論値)があるので、自分と同じ鍵がどこかで使われている可能性は否定できませんが、その鍵と出会う確率はほとんどないと言えます。
あなたの鍵は純正キー?複製キー?
ネット注文をするなら、今あなたが持っている鍵がどういう鍵なのか見分ける必要があります。
鍵は大きく分けて3種類あります。
- A オリジナルキー(本鍵、元鍵とも言う)・・錠前に最初から付いていた鍵
- B 純正キー・・・・・・・・・・・・・鍵メーカーによって作成された合鍵
- C 複製キー・・・・・・・・・街の鍵屋さんやホームセンターで作った合鍵
B 純正キーとC 複製キーはどちらも合鍵になります。
ネット注文するには鍵番号が必要ですが、鍵番号が刻印されているのはA オリジナルキーか、B 純正キーです。(ここではどちらでも同じなので以下、純正キーで統一いたします)
ただし、C 複製キーも文字が刻印されていることがあるので鍵番号と勘違いしてしまう可能性がありますので、下の見分け方を参考にしてご確認ください。
純正キーと複製キーの見分け方
純正キーにはメーカー名が刻印されています。
MIWA、GOAL、SHOWA、WEST、ALPHA、TOSTEM、LIXILなど
そして鍵番号は数字、アルファベットで10桁くらいの長い文字列です。
鍵メーカーの刻印はあるけれど鍵番号がない場合はカード等の別の何かが付属しているタイプです。
このタイプは合鍵が作れるかお店のサイトで確認が必要です。
さらに鍵番号を自分で保管しているのなら大丈夫ですが、手元にない場合は管理会社や大家さんや不動産屋に確認する必要があります。
一方の複製キーには合鍵メーカーの名が刻印がされています。
GSS、GTS、FUKI、TLH、G&S、W&S、MISTER MINIT、四つ葉のクローバーマークなど
そしてアルファベットと数字で4桁くらいの短い文字列が刻印されています。
これは鍵番号ではなく商品番号です。
ただし、例外もあるようで鍵メーカーの刻印があるけれど街の鍵屋さんで作った合鍵も存在するようです。
これだとカード等の別の何かが付属しているタイプと迷ってしまうと思いますので、写真を送ってお店に判断してもらうのが賢明です。
もし、あなたが持っている鍵がC 複製キーだった場合、鍵番号がありませんのでオリジナルキーか純正キーをお探しください。
どんな鍵でもできるのか
鍵といっても様々な用途の鍵があります。
どんな鍵でも合鍵は作れるのでしょうか?
基本的に鍵番号が分かれば作れます。
鍵が折れてしまっていても、紛失してしまっていても鍵番号さえわかれば大丈夫です。
事務所の机やロッカーの鍵は、鍵自体ではなく鍵穴に刻印されていることがあるのでそちらをご確認ください。
ただし例外もありセキュリティ上、鍵番号だけでは作れない種類も存在します。
作れない鍵
公共のロッカーや自動販売機、券売機、精算機などの合鍵は作れません。
メーカーから止め番と指定されている鍵も作れません。
注文したとしても断られてしまいます。
身分証明書が必要だったり、鍵番号とは別のID番号がペアになっていて、両方の番号が揃わないと合鍵が作れない場合もあります。
ID番号が必要な鍵はマンションやアパートのオーナーにとってセキュリティ面で安心できる鍵です。
この場合、ID番号はオーナーだけに渡されるので、もし合鍵を作りたい時はオーナーに相談する必要があります。
オーナーの知らないところで合鍵が作れないタイプです。
予算・納期・保証
玄関の鍵でしたら1,000円台〜4,000円台くらいでしょうか。
他にもオフィス家具の鍵、金庫の鍵、物置の鍵などありますが、1,000円台〜5,000円以上と様々です。
送料は無料のお店もあります。
納期は最短5日から2週間を超えるものまで商品ごとに異なります。
ホームページの商品ページで納期の目安が確認できます。
90日返品保証付きのお店もあります。
どうやって注文するのか
・お店のホームページ上でメーカーの鍵の写真から同じ種類の鍵を選び、鍵番号を入力して注文する方法(写真送る必要なし)
・注文前に鍵の写真を送ってお店に確認してもらうなどメールでやりとりをしてから注文する方法
・ホームページ上から注文書をプリントアウトしてメーカー、鍵番号などを記入してFAXで注文する方法
以上のようにいくつか方法がありますが、お店によって注文方法は異なります。
また、どのような写真を送れば良いのかは、各サイトで説明されています。
鍵メーカーと鍵番号が分かっていれば、写真を送らなくても注文可能ですし、不安がある場合は注文前に写真を送って確認してもらいましょう。