ウォーターサーバーが家にあると「水も美味しいし、料理にも使えるし、赤ちゃんのミルク作りに使えて便利!」という話をよく聞きますよね。 ただ、一人暮らしの場合、「ウォーターサーバーが欲しいけど、そんなに頻繁に使わないかも……?買わないほうがいい?」と心配になるかもしれません。 そこで今回は、ウォーターサーバーを導入すべきかどうか迷っている一人暮らしの方のために、「そもそも必要かどうか」という判断基準や、サーバー選びのポイントを解説します。
一ヶ月何リットル?一人暮らしの水の使用量
ウォーターサーバーの利用を始めると、最低でも月2本のウォーターボトルが届くようになるのが一般的です(事業者によってシステムは多少違いがあります)。1本が12リットルだった場合は、合計24リットルの水が毎月届くイメージです。
このシステムを知ったとき、多くの人の頭をよぎるのが「一人暮らしの自分にこれだけ多くの水を消費できるか?」ということではないでしょうか?そこで、一人暮らしの方の一月の水の消費量を計算してみましょう。
◇ 1日コップ2杯(約400ml)なら12リットル
まず1日コップ2杯程度の水しか飲まなかった場合、2杯(約400ml)×30日の計算により、1ヶ月で使う水は12リットル程度。
この場合、メーカーから2本届いたうちの1本分しか使い切れないわけですから、ウォーターサーバーを導入しても水を余らせてしまうことになります。
外食中心で自炊もしない、家でコーヒーなどの飲み物を作ることもない、といった場合は、ウォーターサーバーは不要かもしれません。
◇ 1日コップ4杯(約800ml)なら24リットル
次に、1日でコップ4杯の水を飲むようになると、4杯(約800ml)×30日の計算で、1ヶ月24リットルの飲み水を消費できます。
この場合、メーカーから定期配送されてくる2本(24リットル)のウォーターボトルも、自然に使い切れます。自炊を頻繁にする人は、配送ペースを少し早めても良いかもしれません。
ウォーターサーバーが必要ない人
次は、ウォーターサーバーが必要ない人のライフスタイルの特徴をご紹介します。ご自分のライフスタイルと照らし合わせて、必要かどうかを判断してみてください。
◇ あまり水を飲まない
あまり水を飲む習慣のない人の場合、配送されてくる水を消費しきれないので、ウォーターサーバーを導入しても持て余してしまう可能性があります。「そんなに水を飲まないしなぁ……」という人は、無理に導入する必要はないでしょう。
とはいえ、水を飲む習慣は大事です。水を飲まないと体に良くないということは、ほとんどの人が「その通りだ」と、頭では分かっているはずです。
実際、厚生労働省では以下のように警鐘しています。
体の中の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因となります。
健康的な生活を送るために、十分な水分摂取は必要不可欠。厚生労働省では1日に飲み水で1.2L程度を推奨しています。この量を確保するために、普段水を飲まない人こそ、あえてウォーターサーバーを設置して、意識的にたくさん水を飲む習慣をつけてみても良いかもしれません。
◇ 自炊をほとんどしない
コンビニ弁当や外食が多く、滅多に自炊をしない人も、ウォーターサーバーは不要かもしれません。こうしたライフスタイルの場合、煮物や汁物などを作ったり、ご飯を毎日炊いたりする人と比べて、水の使用量はかなり少なくなるからです。
ただ、ウォーターサーバーは80~90℃程度の温水を瞬時に用意できます。残業で深夜に帰宅して、お湯を沸かすことにすら気力が湧かないときでも、カップラーメンやインスタントの味噌汁やスープをすぐに作れるという利便性があります。
もしそういった食品を頻繁に口にするなら、ウォーターサーバーがあると非常に便利です。普段、どれくらい水を飲むか(どれくらい水を消費できるか)にもよりますが、導入を検討してみても良いでしょう。
◇ そもそも家にいる時間が少ない
「仕事が忙しく、家にいる時間が少ない」
「泊りがけの出張が多い」
このように、そもそも家にいる時間が少ない人は、ウォーターサーバーの水を飲む頻度も少なくなるので、やはり水を余らせてしまいます。
この解決策として、多くのメーカーでは、配送周期や本数の変更、定期配送のお休み(スキップ)ができるようになっています。
そのため、こうした制度を上手に利用すれば、家にいる時間が少ない人でもウォーターサーバーのある暮らしが実現できるかもしれません。
◇ 部屋が極端に狭い
ウォーターサーバーの本体や、届いたボトルを置くスペースに悩むほど部屋が極端に狭い場合は、物理的な問題で設置が難しいかもしれません。特に一人暮らしのワンルームでは、設置できたとしても、部屋を圧迫してしまい、ストレスになってしまう可能性も……。
また、サーバー本体だけでなく、ボトルの置き場所も考えないといけません。
もし導入するなら、コンパクトサイズのサーバーを選ぶことをおすすめします。
ウォーターサーバーはこんな人におすすめ
一人暮らしでウォーターサーバーを設置するメリットが高いのは、次のようなライフスタイルの方々です。
◇ コーヒーやお茶を頻繁に飲む人
コーヒーやお茶好きな人がウォーターサーバーを設置する最大のメリットは、自分の飲みたいときにすぐ80~90℃の温水を出せることです。お湯を沸かす手間は一切ありません。しかも、水道水にあるカルキ臭とも無縁です。
コーヒーやお茶は水が命。水道水のカルキ臭は味や風味に悪影響を与えてしまうので、美味しいコーヒーやお茶を入れるならウォーターサーバーの水はぴったりです。
また、ほとんどのウォーターサーバーの水は硬度の低い軟水。一般的に、コーヒーやお茶は軟水を使ったほうが美味しいとされています(コーヒーは好みによって硬水でもOK)。毎日飲むものだからこそ、その味にはこだわりたいものです。
◇ 自炊をほぼ毎日行う人
温水と冷水のどちらも出せるウォーターサーバーは、料理の時短にも役立ちます。
特に、ガスコンロが1つしかない場合、ウォーターサーバーの温水を利用することで、「お湯が沸くまで次の料理に取りかかれない!」といった問題も解消できます。
また、ウォーターサーバーの水にはカルキ臭がないので、料理の風味を損なうこともありません。しかも軟水は、日本の伝統食、和食とぴったり。お米を炊いたり、煮物を作ったりと、素材の味を活かす料理と相性が非常に良いです。
◇ 部屋が寂しいのでおしゃれなインテリアが欲しい人
「もう少し、おしゃれなインテリアをプラスしたい」
こんな人にも、ウォーターサーバーはおすすめです。実は、ウォーターサーバーはテレビドラマの美術素材として使われることも多いのです。それくらい、お部屋のインテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインのものが増えてきています。
一人暮らしのウォーターサーバー選びのポイント
ここまでご紹介してきた条件を見て「一人暮らしでもウォーターサーバーは十分に活用できそうだ!」と思った人は、次のポイントから、自分に合うメーカーや商品を選んでみてください。
◇ 費用
便利なウォーターサーバーを長く使い続けるためには、まず以下のお金に関する項目を比較し、予算に合う商品を見つける必要があります。
- ボトル料金
- サーバーレンタル料
- 電気代
- 配送料
- メンテナンス料
月々のコストを少しでも抑えるには、エコモードのように消費電力を抑えられる機能付きのウォーターサーバーを選ぶのがおすすめです。
◇ デザイン性
おしゃれな部屋で過ごしたい人には、デザイン性の優れたウォーターサーバーがおすすめです。
モノトーン系でまとめられたウォーターサーバーは、一人暮らし男性の部屋にも自然にマッチします。
◇ サイズ
置き場所やスペース的な問題が気になる人には、卓上タイプのウォーターサーバーがおすすめです。
たとえば、85cmほどの高さのウォーターサーバーであれば、キッチンのテーブル上などに置いても圧迫感のない大きさです。
また、限られたスペースに設置しやすいスリム型サーバーも登場しており、一人暮らしのお部屋にはぴったりです。
◇ ボトルのタイプ
ワンルームや1K、1DKといったコンパクトな部屋で暮らす人は、ボトルの種類も要チェックです。ウォーターサーバーのボトルには、リターナブルタイプとワンウェイタイプという2種類のボトルがあります。
メーカー側で再利用するリターナブル型には、業者が空ボトルを回収に来てくれるまでの間、サーバー本体と未開封のボトル、使用済みボトルを置くスペースが必要です。
一方、ワンウェイタイプの場合は、飲みきったボトルをすぐに廃棄できることから、保管場所に頭を悩ませる一人暮らしの方々には、こちらのほうが向いています。
まとめ
一人暮らしの方でも、1日にコップ4杯以上の水を飲む習慣があれば、メーカーから定期的に届く水を十分に使い切れます。
また、コーヒーやお茶、料理などを作る機会の多い人の場合は、美味しい温水・冷水がすぐ出てくるという意味で、ウォーターサーバーを設置するメリットは十分にあります。
一人暮らしの人がサーバー選びをする場合、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 費用(エコモード搭載モデルなら電気代を抑えられる)
- デザイン性(スタイリッシュなデザインのサーバーを選ぶ)
- サイズ(置く場所がなければ卓上型という選択肢もある)
- ボトルの種類(ワンウェイ型がおすすめ)
アクアクララのウォーターサーバには、多彩なモデルがあります。
一人暮らしに適したサーバー選びを始める方は、ぜひチェックしてみてください。
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